『イリューたんもてもて計画』

 ダークロードの娘ことダークイリュージョンの事をもっと知ってもらいたい親ばかダークロード。
 本音は、「知名度上がる>絵神・文神が萌え燃料投下>ウマー」だったりするが、それは秘密。
「と、いう訳で、イリュー萌え萌え人気者大作戦を考えたいのだが……」
 当然のごとく呼ばれる、剣と弓の二人コンビ。
 実にかしこまって二人同時に発言をする。
「簡単でございます。冒険者達にイリュー様の容姿を二言の形容であらわしてやればもはや人気者間違いなしです」
「そのとおりです。イリュー様の世界を革命すべき二つの言葉で萌えライバルたるバフォメット様の子女たる悪ケミ様を上回る力を得ることが出来ます」
「ほほう。素晴らしい。どのような言葉なのだ」
 ダークロードの問いに魔族のくせに神々しくさえ萌えを乗せた二人の真言は綺麗にハミングしていた。
「ひんにゅう」
「ようじょ」
「おおっ!!!すばらしいっ!!!!これこそ世界の心理っ!!!!!!」

「な に を の た ま わ っ て い や が り ま す か こ の 萌 え 馬 鹿 ち ち う え !!!!!」

 ちゅどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉんんんんん!!!!!!!


 今日もGHは平和でしたとさ。



『元祖』

 時代は「ひんにゅう」と「ようじょ」という事で、元祖(何しろ年齢が12歳とまさにストライク)なアラームたん。
「がくがくぶるぶる……最近の冒険者……私をみて「はぁはぁ」するの…こわい……」
「野郎どもっ!お嬢を泣かす奴は俺ら荒武隊がゆるさねぇ!!」
「冒険者の最先端ペット(予定)アラームたんをげっとだぜぃっ!!」


 かくしてもはや地楽委の事等忘れて大戦闘……
 萌えとはかくも恐ろしい最終兵器だったんだ!!!(MMR風)



『プリンセス』

 常春の迷宮ことプロ北では子バフォ達が今日も勤務をしていました。
 それぞれが人間との死闘を潜り抜けで成長した魔族のエリート達でこんな会話がひそかに囁かれていました。
「思うのだが……我が父上は魔族の王」
「それがどうしたのだ?当たり前ではないか??」
「いや、ふと考えたのだ。最長兄で継承候補の兄上は今何処にいる?」
「父の勅命を受けて、我が義妹たる悪ケミのペット兼護衛として人間の街に降りているのではないか。それがどうした?」
「いや……ふと思ったのだ。兄上がお守りするという事は、兄上が護衛につかねばならぬほど我ら魔族の力が巨大なのではないか?
 しかも母親が聖女と今でも呼ばれているあの義母上だ。
 どのような力を持っているのか分からぬぞ……」

悪ケミ 「マジカルダークプリンセス♪悪ケミ参上♪
     正義も悪にも一日一悪っ♪」
子バフォ「主よ……意味分かって言っておるのであろうな……」(ため息)



『女の戦い』

 当然、子供の性別は男女二つある訳で……子バフォにも女性系…妹も存在する。
 ましてや、最長兄はかっこよく、苦労人で、料理も完璧の子バフォ。妹の母親があのママプリ。
 うん。おにーちゃんの事を考えると、Hな妄想を働かせるいくない妹の一人ぐらいいるかもしれない。

妹バフォ「おにーちゃんどいて!悪ケミ殺せないっ!!」
悪ケミ 「……ラリアットしていいの?」
子バフォ(何かに疲れ果てたように)orz


あとがきみたいなもの

 萌え電波を受信したはいいけどSSにするにはちと短いものをまとめて投下。
 タマネギネタは誰も乗ってこなかったorz。